2017年04月10日 18時38分

一部の消費者金融では、配偶者貸付の形で専業主婦にもキャッシングができます。
銀行カードローンは専業主婦枠がありますが、消費者金融にはもともと収入がない方へのキャッシングは受け付けていないのです。
銀行カードローンでは惜しくも審査に落ちてしまった方の場合、別の方法がないため配偶者貸付を利用してみましょう。

この配偶者貸付とは、配偶者の年収をそのまま専業主婦に収入と見立ててくれる方法です。
しかし、配偶者の貸付分も入っているので、配偶者と一緒に利用するイメージです。
消費者金融では、利用限度額は年収の3分の一と決まっています。
ですから、300万円の年収の配偶者貸付は、夫婦で100万円までのキャッシングができるのです。
無収入の専業主婦が100万円まで借り入れができるという画期的な方法です。
このときには、配偶者の所得証明書や婚姻を証明する書類提出が必要ですから、WEB完結申込は出来ません。
また、配偶者の同意書が必要になるため、内緒のカードローンなどを作りたい方には不向きです。

ただこの配偶者貸付は大手消費者金融ではあまり行っていません。
審査の甘いとされる中小消費者金融を中心に行っています。
審査で言えば、配偶者がブラックだったりしている場合も、貸付ができません。
妻の個人情報よりも配偶者が問題になりますので、確認しておく必要があるでしょう。

あるご夫婦で、専業主婦の妻が夫に配偶者貸付を依頼しました。
とても渋る夫を説得して、配偶者貸付の手続きをしたところ、消費者金融から審査落ちの連絡を受けました。
なんと、夫は妻に内緒でカードローンを作っていて、総量規制範囲内の借入をしていたのです。
これには驚きでしたが、妻としても最初は、銀行カードローンを申込をしていました。
もちろん夫に内緒でした。
ところが、審査に落ちてしまい、消費者金融の配偶者貸付を利用しようと言う魂胆だったのです。
同じ穴のムジナということですが、配偶者貸付をきっかけにこのような事実が判明することがあります。

銀行カードローンでお金を借りることが出来ない主婦にとつては、配偶者貸付に関しては、配偶者に問題がなければ、自由なキャッシングができる環境が整います。
ただし、夫に借入がないことが条件になりますが、時には喧嘩の原因にもなりかねないとされています。
いえいえ、内緒で作ろうとした方も同罪と言えることですが、判明した事実については2人で良く話し合ってください。